こんにちは、KEITAです。
どんな分野であれ「行動観察」はいろんなことを教えてくれます。
つい、先日銭湯に行きました。
元々銭湯が好きで、休みの日や、暇を見つけてはちょこちょことお世話になっているのですがその時に自分の行動から「気付き」がありました。
いつも銭湯に行こうと思うとスマホでその銭湯のホームページを出して、クーポンの画面を表示させます。
ちなみに、銭湯はインドネシアのリゾートの「バリ風」の銭湯です。
その為、「バリ」と入れると、自分のスマホの画面では過去の検索履歴が出てきて、
「バリOO OO駅 銭湯」
という画面が出て来て、
それをクリックすると、一番上にその「銭湯」のホームページが出てきます。
それをクリックして、「目的地」に至る。
という流れです。
ブックマークしておけよ!という話でもあるのですが
僕の場合は、そもそもそんな頻繁に行くわけでもないので、面倒くさくなって、行きたい時にだけで「検索」でささっとホームページを出しています。
そういう場所ってみなさんにはありませんか?
頻繁に行くわけではないのだけど、たまに顔を出すみたいな所です。
次いつ行くかわからないのでとりあえず、「ブックマークはいいや」的な場所です。
よく行く時もあれば、期間が空いたりしてから行く時もあります。
今日までの延べ訪問数を数えたことはないのですが実は結構な回数になっいるんじゃないかなと思います。
グーグル先生が素晴らしすぎて正直、「お店のHP」をブックマークする必要性が見当たりません。
たった2文字入れただけで僕の行きたい所を順に表示してくれるのですから。。。
そっちの方が「楽ちん」なんですよね。
そこで、気付いたのですが
あれ、待てよ、、「お店の名前」ってあまり重要じゃないんじゃね、、、
普通は「動線」の世界では「ランドマーク性」はとても重要な項目です。
でも、気づいたのは「所作の連動」が「現実」をもたらすという「事実」です。
銭湯へ行くのに「バリOO OO駅」と検索する理由はクーポンの画面を表示する為ですが「銭湯 OO店」とは検索しない所がポイントです。
「銭湯 OO店」と検索したり、そのホームページをブックマークしている方が「目的地」にたどり着く「最短経路」であるのは疑いようのない「事実」です。
ですが、現実では僕は「最短経路」になる行動を選択していません。
全員に当てはまるわけではないのはもちろんですが
「最短経路になる行動」より優先されているのは何かというのを考えてみた所、
僕が優先しているのは
「どれだけ、楽ちんか」ということでした。
自分でも新たな発見ではあったのですが
グーグル先生の検索窓に二文字入れて、目的地までポチポチ押していく方が僕にとっては「楽ちん」なんですね。
ブックマークの中のどれがそのお店のホームページだったっけと「考える」よりも「考えない」で目的地に至るこの経路の方が僕にとっては価値があったということです。
もしかしたら、一度見聞した事象について、「WEBの世界」では「最短経路になる行動」よりも「どれだけ楽に至るかという経路」を考えた方が良いかもしれません。
先ほど「ランドマーク性」は「WEBの世界」ではあまり重要ではないかもしれないと記載しましたが現実の世界で「動線」から顧客を引っ張る際には「重要な項目」です。
グーグルの検索テクノロジーの発達のおかげで「バリ」と入れた瞬間に過去の検索履歴が表示され、その表示経由で目的のクーポンまでたどり着けましたが、それも現実世界の「ランドーマーク性」があるからすぐに思い出せます。
けして、ないがしろにして良い問題ではないので誤解しないで下さいね。