【連載② ~事業計画編~】スモールビジネスの事業計画は自己実現の為の事業計画!

こんにちは、KEITAです。

そもそもですがなぜ、「事業計画」を作る必要があるかわかりますか?

いろんなWEBサイトを見てみると様々なことが書かれています。

・事業のアドバイスをもらう為

・金融機関からの融資や補助金を申請する為

・アイデアが実現可能かどうか精査する為

などなど、たくさん書かれています。

上記の内容もその通りです。どれも正しいです。

ですが、これから大小程度の問題はあれ、ビジネスを始めようとした時に作る「事業計画」は実益的には上記の内容で良いのですがそれよりももっと大切なことがあります。

そもそも、「事業計画」とは「数ある計画」の中の一つでしかありません。

しかも、「計画」なのですから「未来」が「計画通り」に進むことなんてありません。

金融機関だって「事業計画」を見て、「計画通り」に進むことなんてそもそも期待すらしておりません。

ですが、「計画」をしているということは「準備」をしているということと「同義」です。

お金を貸す側の立場に立って考えてみて下さい。

ある日、突然素晴らしいアイデアが湧いて、「これ絶対儲かると思うからお金貸して下さい!」といった場合と「普通のビジネス」だけどしっかり「準備」がなされ、「作り込まれた計画書」を持ってくるお金の借り手が現れたらどちらに貸すと思いますか?

「アイデアの素晴らしさがどうか」や「内容がうまくいくかどうか」よりも、どんなことをするにせよ「うまく進むように準備している」ことを「重視」します。

幕末の志士である吉田松蔭先生はこのような言葉を残しています。

「理想なき者に計画なし。計画なき者に実行なし。実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。」

あなたには「理想の生活」、「実現したい夢」、「直近で獲得したい目標」がありますか。

幕末の頃から重要性が指摘されてる「計画の作成」です。現代でもその重要性や達成度は立証されています。

個人であれ、法人であれ夢や目標を持つことは重要です。

今、仮に目標や夢がなくとも、獲得したい年収やこんな生活したいなど些細な目標や夢はあるはずです。
例えば、

・母子家庭なので収入は少ないが子供の教育費用を捻出したい

・海外で自由に起業や生活がしたい

・起業して生活費を増やしたい

・自由な生活がしたい

・営業成績で一番になりたい

・結婚相手を結婚相談所を使用せずに結婚相手を集めたい

・玉の輿に乗りたい、結婚しなくても自分で十分な生活費を稼ぎたいなど

人それぞれ願望は様々です。何でも良いです。

ここから、本題に入ります。

なぜ、スモールビジネスでも「事業計画」が必要なのか?

それは、シンプルですが「夢」や「目標」を達成する為、です。

大きな商売をしたり、金融機関からお金を借りたりする予定がなければ別に作らなくても良いんじゃない?っ思いませんか。

スモールビジネスを行おうとしている人や営業マン、技術職といった会社員や主婦といった立場でも「自由に計画を作れる技術」があると「目標達成の為の現実的な目線」を養えるからです。

大抵の場合、そもそも「いくらお金を稼ぎたい」や「将来どのようになっていたい」という「具体的な定義」がない方が多いからです。

僕が普段コンサルしている方達はほとんど「このようなケース」です。

・漠然とお金を稼ぎたい

・金持ちになりたい

・働かないで生活したい

などなど、です。他にもたくさんありますが大差ないです。

正直な話、別に「達成可能な計画」であれば「事業計画」でなくても良いんです。

「事業計画」の方がお金と結びつけられることと大体のケースの場合、「達成したい目標」に「経済的な負担」が発生することが多いからです。

「計画」を作ることが「重要」なんです。

「計画なくして成功なし」と幕末の頃から言われているように、「漠然と金を稼ぎたい」ではお金か稼げません。

「事業計画」は「達成したい夢」や「実現したいこと」や理想を実現する為の計画です。

スモールビジネスであれ、営業マンであれ、主婦であれ、なんであれ、最初に決めるのは

「達成したい夢」や「実現したいこと」

です。

ここから、逆算して「事業計画」を作るのです。

それを達成する為に、「どれぐらい費用は必要か?」「何年後までにいくら資金が必要か?」を「事業計画」に落とし込み作成します。

「事業」や「仕事」を決めるのはその次です。

真に「達成したい目標」にお金がかかるのであれば現在の仕事では無理で「転職」または「小さな事業」や「副業」をやりながら準備を進めた方が良いかもしれないなど「計画」を作成することで次の「選択肢」が生まれるのです。

なぜなら、お金が必要な理由が「ライフプラン」から来るものであれば「事業」や「仕事」の種類は関係ありません。

だから、達成できる「事業」や「仕事」を選択すれば良いのです。

既に「行いたい事業」や「したい仕事」がある場合はそれを行った時に最大でどの程度の稼ぎになるかや最低でもこれぐらいの収入なるなどの目安を確認することもできます。

今やろうとしている「事業」では「必要な資金額」に達成しないかもしれないです。

そのような場合、「計画」から何を「選択するか」変えても良いのです。

このようなアプローチから「達成したい目標」に人生を近づけていく方がよっぽど「現実的」です。

個人の事業計画を作る時に重要なのが「ライフプラン」と「マネープラン」です。

多くの人が「ライフプラン」と「マネープラン」を混同していることが多いのです。

普段お会いしている方が「漠然と金が欲しい」という理由は大抵の場合、

「子供を大学へ行かせたい」

「留学してみたい」

「戸建を買って、1階でカフェをやりたい」

などなど、いろいろとありますが多くの場合、「本人のありたい姿」と「ご家族のあって欲しい姿」などが「ごちゃ混ぜ」になっているケースが多いです。

「ライフプラン」と「マネープラン」は全く別の「プラン」です。

「ライフプラン」を達成する為に「マネープラン」を作成するのが正しい考え方です。

「ライフプラン」と言ってもご家族のことのみではありません。

「ライフプラン」とは「達成したい夢」、「目標としている自分の姿」など様々な願望の総称だと考えて下さい。

「ライフプラン」から逆算して「マネープラン」を作る。

この「マネープラン」が「事業計画」なのです。

次回も引き続き事業計画編をお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

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