こんにちは、KEITAです。
どれだけ競争しないか!を考えたことはありますか。
兵法の原理原則は戦わずして勝つです。
「営業」も同じです。
「競争」してはいけないのです。
なぜなら、「競争」すればいずれ「負ける」からです。
ベンチャーキャピタルや投資家などから資金を調達する際には
どれだけ「競争下」にさらされていないかが出資を決める際の極めて重要な指標となっています。
ポイントはあなたの商売または商材の需要がどの程度あるかではないのです。
どれだけ「競争下」にさらされていないかが極めて重要なのです。
どれだけ「競争下」にさらされていないかを「判断」するにはどうすれば良いでしょうか。
それは、「定量面」、言い換えれば「統計レベル」または「確率レベル」で説明がつけば良いのです。
前回は「認知経路」が重要だと言う話をしました。
「認知経路」を重視する理由は「定量面」で説明がつくからなのです。
「認知」が重要なのであれば、次は「その認知」してくれる人達が必要です。
もちろん、大勢の方が良いです。なぜなら、たくさん稼ぎたいからです(笑)
「大勢」の人が「認知」できなければ「優秀な認知場所または認知経路」とは言えませんし、集まってくる人々とお店のターゲットがマッチしていなければ、「認知場所、認知経路」としての価値を活かすこともできません。
あえて、「認知場所」や「認知経路」という言い方をしているのは実店舗としての認知とWEB上での認知を区別したいからです。
ロジックはどちらも同じ意味で「認知が獲得できる場所」という意味です。
ただし、重要なのは、実店舗であれば駅などのきわめて強い「認知獲得場所」に存在しなくても、別の要素や要因をしっかり押さえておくことで、儲けが拡大する可能性はいくらでも広がる、ということです。
これは「実店舗」についても「WEB店舗」また、「あなたの営業スタイル」などあらゆる面についても、言えます。
仮に飲食店を「飲食する場所」とだけ思っていたら、それっきり何も始まりませんが、そこに、「楽しく飲む。楽しく食べる」という、「楽しく」の要素があれば、より一層、儲けの要因が増えるのです。
「楽しく話す」でも良いし、「楽しく過ごす」でも良いでしょう。
「楽しい雰囲気」
「ウキウキしてくる雰囲気や内外装」
「楽しいイベント」
「楽しい人達が集まってくる」
などなど・・・・具体的には、何でも良いのです。
もちろん、狙っている客層によって、その「楽しい」の中身はまったく異なりますから、そこにだけは留意する必要があります。
いかに明るくウキウキした音楽や動画を流していても、「若い人達」には楽しい雰囲気だったとしても、「年配の人達」には、単に「騒々しい」だけかもしれません。
ですから、「遊びの要素」と言っても、目指す商売によって様々なわけです。
もし、若い人々を対象にしているなら、その人達が「楽しい」と感じる「遊び」が大事です。それは、いわゆるアミューズメント施設かもしれませんし、壁に貼られた「芸能人の色紙」や、壁紙・絵画であるかもしれません。
とある大手フランチャイズ店でも、二十年ほど前に、「OOシネマ(※ブランド名です。)」という部屋を店内に設置して、顧客増を狙う実験を行ったことがあります。
これについては、さすがに大手フランチャイズ店と言えども、単独でそうした施設を維持し続けるにはコストがかかり過ぎる、ということで止めてしまいましたが、考え方としては同じです。これを機会に、ターゲットにしているお客さんについて、「楽しい」と感じてくれるものが何であるか、振り返って考えてみると様々な発見があります。
その「楽しい」の「遊び」要素が、来店目的やあなたの商品を購入するまたサービスを使用する目的の一つとして増えれば、立地上やその他についてやや難があるお店や商材でも、それを乗り越えることができます。
そして、さらに当初描いていた想定よりも繁盛することができます。
そう考えるのです。
やはり、商売の本分は、
“お客が喜んでくれる商品・サービス”
を提供することなのです。
顧客の目線に立ち、真に顧客の利便性を追及することで「結果」が大きく変わります。
「改善」の一番素晴らしい部分は何かというと既にスタートしていてもいつでも変化に対応できる所です。
「変化」を恐れた時点であなたは「守り」に入るのです。
「守り」に入ると「成長」が止まります。
「守り」に入ってはいけません。
なぜなら、「売上」を失うからです。
「実入り」を良くする為にも意識しましょう!